失敗しない法律事務所・弁護士の選び方

「知り合いの弁護士に依頼したら交通事故はまるで素人だった」
「勤務先の顧問弁護士に頼んだのは失敗だった」

当事務所には時折そのような相談が舞い込んできます。
こういった方々はなぜ弁護士や法律事務所選びを失敗してしまうのでしょうか。原因は、その方々の弁護士に対する認識にあります。
ここでは、弁護士への依頼を考えている交通事故被害者の方のために、相談するときにどういうポイントに注意すればいいのか等、選び方のポイントをご説明します。

その弁護士は、交通事故案件に携わっていますか?

どの弁護士も同じ試験に合格して弁護士になっているのだから、同じだけ知識を持っていると思っていませんか?

実際は、そうではありません。弁護士にもそれぞれ得意分野があります。
中でも特に、交通事故問題は、法律の力だけで解決することはできません。事故状況に争いがある場合は、工学鑑定が必要です。怪我をしているのであれば、医師の協力は不可欠です。これらの各機関と連携をとれるよう、各分野についての知識を有した弁護士でなければ適切に事件を処理することができません。
企業法務を得意とする弁護士経験30年以上のベテラン弁護士よりも、弁護士になって、交通事故案件を多数手掛けていたという弁護士の方が交通事故問題の処理が上手だったということは、むしろ当たり前といえます。
まず第1条件として、交通事故案件に多く携わっている弁護士に依頼することをおすすめします。

ただ増額するというだけで満足していませんか?

弁護士に依頼した場合、裁判所の基準を用いて保険会社に賠償金を請求していくことになります。そもそもの算定基準が変わりますので、

弁護士に依頼することで、賠償額が増額するのはむしろ当たり前といえます。

だからといって、どこの弁護士に依頼しても同じかというと、そうではありません。交通事故事案では、過失割合は適正か、症状固定日はいつなのか、後遺障害等級は適切なのか等、交渉の際に検討するべきポイントは複数あります。それらのポイントで丁寧に立証・主張ができるかが、賠償額に影響します。交通事故問題に本当に強い弁護士と、そうでない弁護士の差は、ここで生まれます。

では、みなさんが相談するとき、どういうところに注意すればいいのかというと、それはその弁護士が、交通事故案件の依頼をどの段階から受けているかです。
交通事故の解決実績多数と謳っている弁護士や法律事務所の中にも、後遺障害の等級認定を受けた後からでなければ依頼を受け付けていない弁護士や、後遺障害診断書が完成した後からでなければ依頼を受けていない弁護士など、様々な弁護士がいます。
治療中の方がこういった弁護士に相談しても、依頼を受けてもらえないどころか、中途半端な知識で間違ったアドバイスを受けてしまう可能性もあります。
また、既に後遺障害等級の認定を受けている方も、異議申立を行えば、等級が上がる可能性のある方がいます。既に認定済の等級が適切か、等級を上げるにはどういう材料を補充すればいいかなど検討する必要がありますが、後遺障害認定申請に関する知識がない弁護士にはこういった対応が難しいことが多いです。
このほか、過失割合が1割変わるだけでも賠償額が大きく変わりますので、事故発生状況の調査や検討も不可欠です。 このように、交通事故案件を一貫してサポートすることができる弁護士に依頼することが、より適切な賠償額に近づく一歩といえます。交通事故に遭った後、治療中のうちから弁護士に相談してみるとよくわかるでしょう。

その弁護士は、あなたの怪我についての知識を持っていますか?

治療中から依頼を受けていると謳っている弁護士の中には、依頼は受けているけれども通院や検査についてのアドバイスができる程怪我についての知識をもっていない弁護士がいます。
特に、交通事故による怪我は、しばらく治療を継続しているうちに、事故当初とは、別の傷病であることが判明したというケースがあります。こういった場合は、医師も気が付かないことが多いです。弁護士が、交通事故実務の観点から、あらゆるケースを想定し、治療状況や期間に応じて、他の傷病である可能性があることを提案することもあります。また、後遺障害認定申請の際は、弁護士が医師をリードして各種検査の実施を促すこともあります。交通事故案件を手掛けるのであれば、弁護士も一定程度医学に精通している必要があります。

もちろん頚椎捻挫や腰椎捻挫など、交通事故の中でも特に多い傷病についての知識をある程度もっている弁護士は多いです。しかし、高次脳機能障害、遷延性意識障害、脊髄損傷など、後遺障害認定申請の際に高度な専門性を要する障害や、TFCC損傷のように他の傷病と誤診されてしまうことが多い怪我については、その怪我について知識がある弁護士でなければ適切なアドバイスをすることができません。

その弁護士との相性はよさそうですか?

一番大事なのは、あなたが依頼して満足することができるかです。

権威のある先生のようだけれども、話をまったくきいてくれない、もしくは遠慮してしまって要望を伝えることができない、というような弁護士に依頼しても、満足のいく結果は導き出せません。弁護士に依頼したことによって、かえってストレスや悩みが増えてしまっては意味がありません。中でも交通事故の被害者の方は、事故による怪我で日々の生活もままならない、保険会社との対応にストレスをかかえているといった方が多いです。最善を尽くすべく労力を厭わないフットワークの軽さ、依頼者とじっくり向き合う姿勢は不可欠です。
話してみて「この人なら任せられる」「この人なら自分のために頑張ってくれそう」と皆さんが思える弁護士に依頼することをおすすめします。

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